■阿賀の鉱山 Digging Up Week End IV(2023年)

開催日:2023年11月10日(金)~11日(土)

主催:持倉鉱山遺構を護る会

後援(予定): 阿賀町  阿賀町教育委員会

企画・申し込み・問い合わせ 阿賀まちづくり株式会社 TEL: 070-8987-3747

参加費 1,000円 (持倉鉱山遺構を護る会の会員は無料)

参加申し込みは

1.初日講演会 

2.初日懇親会付き宿泊 

3.二日目AM 持倉鉱山現地見学会

4.二日目PM シンポジウム「持倉鉱山跡のこれから」

の中で、複数でもどれかひとつでも選択可能です。

(参加費1000円は全部でもひとつでも変わりません。宿泊費は別途)

募集人員 各パート50名

 

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■2023年11月10日~11日



■1日目 11月10日(金)

15:00~17:00 

場所:道の駅 阿賀の里 2階ホール

Map 阿賀町石間4301

講演会「「持倉鉱山採鉱報告」からみるヤマのにぎわい」

講師:市原猛志先生    

ゲストコメンテーター:天野武弘先生(産業遺産学会前会長)

 

初日は、市原先生の講演、今回「再発見」された遠藤勝太郎「持倉鉱山採鉱報告」(1919)を概観し、持倉鉱山の全容について一次資料を通じて改めて把握するとともに、鉱山町のにぎわいを現代に活かす取り組みについて、参加者とともに考えていきます。(後半は質疑応答形式・翌日のトークセッションのための感想・意見なども書いていただきます。)

 

 

■2日目 11月11日(土)

●9:30~12:00 現地見学会

集合場所:道の駅みかわ駐車場(トイレ側「将軍の厠」前)  

Map 阿賀町岩谷2865

持ち物:長靴、山歩きの支度(特に濡れてもいい足回り)、雨具、水筒、帽子、手袋、筆記用具、など

 

●14:00~16:00 シンポジウム「持倉鉱山遺跡のこれから」

(市原猛志先生、津村泰範先生のトークセッションを中心に)

場所:阿賀町役場 1階多目的ホール  Map 阿賀町津川580

 

二日目午前中は現地見学会を行い、外部からの参加者については現地の雰囲気について感じてもらう、そこから、午後に津村先生と市原先生とのトークセッションを行い、学生の計画図から今の阿賀町にとって必要なまちおこし・観光施策について参加者を交えた(前日の感想なども採り上げながら)意見交換を行い、次年度につなげます。


■講師紹介

 

市原猛志  熊本学園大学商学部 講師

1979年福岡県北九州市生まれ。大学学部生の頃より近代建築を中心とした産業遺産の研究活動を続け、2009年九州大学人間環境学府都市共生デザイン専攻修了、博士(工学)。九州大学大学文書館、九州産業大学景観研究センター、九州大学百年史編集室、北九州市総務局総務課(仮称)平和資料館勤務を経て、現在熊本学園大学商学部講師。九州大学大学文書館協力研究員、北九州市門司麦酒煉瓦館の館長職(非常勤)を務める。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に関する福岡県関連事業の監修や大分県の日本遺産推進委員会委員など歴任、2013年より産業遺産学会(旧称:産業考古学会)理事。地域活動としては門司港の料亭「三宜楼」や旧小倉警察署庁舎の保存活動をNPO法人理事として関わったほか、北九州工場夜景ツアーやまちあるきツアー、世界遺産見学ツアーなどの観光事業に関しても講師・監修を行っている。「るるぶ産業観光 北九州市」・北九州市産業観光パンフレット・同戸畑区近代化産業遺産パンフレット監修、主な著書として最新刊『47都道府県・産業遺産百科』(丸善出版・2023)はじめ、『産業遺産巡礼』(弦書房・2019)、『産業遺産を歩こう』(共著・東洋経済新報社)、『北九州の近代化遺産』(共著・弦書房)、『日本炭鉱都市』(共著・ライフ出版社(韓国))など多数。

 

津村泰範  修復建築家 / 長岡造形大学 建築・環境デザイン学科准教授

1972年埼玉県さいたま市生まれ。東京大学大学院建築学専攻修士課程修了後、長野県の降幡建築設計事務所で古民家再生を含めた主として木造住宅の設計監理等に携わった後、東京都の文化財保存計画協会で国内の近現代建築・近代化遺産を中心とする文化財・歴史的建造物の保存再生工事の設計監理の実務を多く担当した。こうした経験をふまえ、2016年より長岡造形大学で建築保存・再生・継承・景観保全の計画や歴史的環境を活かしたまちづくり・既存ストックの活用などの実践的研究および教育を行う。その知見を生かした自治体や企業などの外部委員やアドバイザーなどを務める。