三川・持倉鉱山跡を見学

■阿賀の鉱山(2020年)

 阿賀町内には、草倉、持倉、三川などの大きな鉱山跡があり、草倉には足尾につながる深い歴史、三川には選鉱場の遺構、そして持倉には天空の城ラピュタを彷彿とさせるカラミ煉瓦の事務所跡の建物の遺構が残っています。

 それらはマニアの間では有名ではあるものの、観光できるほど整備されてはいません。そこで今回、持倉、三川の鉱山跡をガイド付きで巡り、さらには産業遺産について多くの著書を出版、特にカラミ煉瓦についての論文をいくつも出されている九州大学の市原先生をお迎えして、その産業遺産的、そして観光的価値を再認識します。

 

日程:2020年11月28日(土)~29日(日)1泊2日

 28日12時30分集合/ 29日12時解散予定

 集合場所:三川温泉 新かい荘(新潟県東蒲原郡阿賀町五十沢295

講師:市原猛志 

募集人員:15名(要予約)

参加料:3,000円(初日、二日目共通)

・野外保険、資料、ガイド料など。

・宿泊は新かい荘、宿泊費は別途。

※1泊2食 飲み放題 14,770円(Go To トラベル対象で、実際は 9,600円+入湯税150円。 さらに地域クーポン2,000円分付き ) 

持ち物:山歩きの支度、雨具、水筒、帽子、手袋、筆記用具、など

問い合わせ・申込み:三川温泉 新かい荘 0254-99-2013

 

主催: (一社)阿賀町観光協会          

企画: 阿賀町地域おこし協力隊

協力: 三川温泉 新かい荘 


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■周辺地図





■スケジュール

●初日:11/28(土)

12:00 受付開始(新かい荘ロビー)

12:30 開会   

12:45 ふるさと学習館、三川鉱山・持倉鉱山パネル展示見学 13:45 発

14:15 三川鉱山着 現地見学 (案内人:吉澤荘一氏)

16:00 発 

16:30 新かい荘着

17:30 市原猛志氏 講演会

          「カラミ煉瓦〜世界と日本の銅精錬の歴史と遺産〜」

19:30 懇親会

21:30 終了

 

●2日目:11/29(日)

 7:30 朝食   

 8:30 新かい荘出発

 9:00 持倉手前駐車場

 9:30 車止め発

10:10 持倉鉱山事務所跡着 周辺見学

11:30 発

12:00 持倉手前駐車場着 解散


■講師紹介

市原猛志氏:九州大学 大学文書館 協力研究員

 1979年福岡県北九州市生まれ。大学学部生の頃より近代建築を中心とした近代化遺産・産業遺産の研究活動を続け、2009年九州大学人間環境学府都市共生デザイン専攻修了、博士(工学)。九州大学大学文書館、九州産業大学景観研究センター、九州大学百年史編集室勤務を経て、現在大学文書館協力研究員。北九州市総務局総務課(仮称)平和資料館嘱託学芸員、九州女子大学非常勤講師、(一財)産業遺産国民会議客員研究員、北九州市門司麦酒煉瓦館の館長職(非常勤)を務める。

 世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に関する福岡県関連事業の監修や大分県の日本遺産推進委員会委員など歴任、2013年より産業考古学会理事。地域活動としては門司港の料亭「三宜楼」や旧小倉警察署庁舎の保存活動をNPO法人理事として関わったほか、北九州工場夜景ツアーやまちあるきツアーなどの観光事業に関しても講師・監修を行っている。「るるぶ産業観光 北九州市」・北九州市産業観光パンフレット・同戸畑区近代化産業遺産パンフレット監修、主な著書として『産業遺産巡礼』(弦書房・2019)、『産業遺産を歩こう』(共著・東洋経済新報社)、『北九州の近代化遺産』(共著・弦書房)、『日本炭鉱都市』(共著・ライフ出版社(韓国))など。